ごきげん座敷牢

主に雑記帳

眼鏡時空17所感。イベントの概要と、サークル活動報告。

先日2016/10/8(土)に開催された眼鏡をテーマとした同人誌即売会「眼鏡時空17」にサークル参加してきました。

 

この「眼鏡時空」というイベント、通常の同人誌即売会とは少し趣が異なっており面白いんですよ。

眼鏡時空の概要

特徴
  1. テーマは「眼鏡」
     「眼鏡なんでも同人誌即売会」と銘打っており、文字通り「眼鏡」が関係している頒布物ならば、マンガ、イラスト、写真集、グッズ、立体物、などなど種別ジャンルなんでもオッケーという条件。…実はそれすら厳密ではなく眼鏡一切関係ない同人誌を頒布しても怒られない…らしいぞ(小声)
     要するに参加資格としては「眼鏡が好き」が最大にして唯一の条件になりますな。メガネ男子・眼鏡っ娘はもちろんBL百合も当然ありだ!
  2. 規模
     平均すると毎回40~50スペースくらいのサークルさんが参加します。コミケットや他有名同人誌即売会イベントと比較すると小規模イベントというジャンル分けになるでしょうか。
  3. 開催場所
     ここ数年は京急蒲田駅そばにある大田区産業プラザPioで開催されています。会場は1Fにある会議室A(70㎡)会議室B(80㎡)を使用しており、ちょっと広めのコンビニくらいをイメージして貰えば分かりやすいかと。
  4. 開催時間帯、開催時間
     昼14:00頃開催のケースもありますが、夕方18:00頃から開催(眼鏡時空「発生」と呼称される)し、2時間くらいの短時間で閉会(眼鏡時空「収束」と呼ばれる)するという、少し特殊な時間帯、時間となってます。
     夕方開始が多いので当日の日中に仕事や用事があっても参加できてしまったり、開催時間が短いので途中撤退するサークルがほぼいないというのがメリット。一般参加者もすべてのサークルをゆっくり回るのに十分かつ最初から最後までいても退屈しない感じになってます。
  5. パンフレットが存在しない
     開催スタッフの事務負担を軽減する為だそうで、パンフレットがありません。ということはサークルカットもありません。
  6. 事前申込不要・飛び込み参加可能
     これが最も特徴的。事前に参加申し込みをする必要がなく、しかも当日いきなり頒布物を持っていってもサークル参加が可能という。
     一応公式ページには事前参加表明フォームがありますが、簡単な入力事項があるのみ、当日飛び込みで参加するときの手続きを先行入力するだけの行為。
     実に単純かつ簡単。
  7. 参加費が激安
     事務負担が少ないためサークル参加費も1000円台という手頃さ。
     一般参加者もお気持ち(100円が基準)を賽銭箱に入れるだけで入場できてしまう。気に入ったら帰りにもう一回くらい賽銭していくといいと思います。
  8. 主催者側による打ち上げ開催
     サークル参加者限定の話になりますが、参加者全員に声をかけて打ち上げの席を設けてくれます。参加者間で誘い合うモジモジしたやり取りを一切せずに酒を酌み交わせるのは個人的にめっちゃありがたいです…。会場もほぼ中華料理で固定なので分かりやすい。

 だいたいこんなところでしょうか。

所感

 ここからは個人的な意見になるんですが、こんなある意味「大雑把な」イベントが出来ているのは、主催側の提示するルールが言い換えれば単純明快で理解しやすい点にあります。複雑なルールの確認が要らない。非常にシンプルで初心者にも優しい。

 それに加えて、開催スタッフ、サークル参加者、一般参加者の共通モラルの高さによるところが非常に大きいと思うのです。大規模イベントでは様々な各個人のモラルを持った人たちが集まるのでどうしても常識の行き違いが起こりがち。
 しかしこのイベントでは「メガネ(そのもの・キャラ)が好き」という大前提を満たした、まさに文字通り「同人」達が集まるので、似通ったモラルや常識で統一された空気感が構成されます。小規模なのに皆煮えたぎったような熱い眼鏡への情熱を持った人たちの所為で会場はとても熱い!「メガネ」という属性の特性もあってか、皆理性的な紳士淑女なのでとっても穏やか和やかです。

 ここまでスタッフ、サークル、一般の3者の一体感が強いイベントはなかなか無いと思われるので、今後もずっとトラブル無く続いてほしいと祈るばかりです。

本論

ウチのサークルの話

 …というわけで私のサークル「ごきげん座敷牢」もサークル参加者として参加してきたわけです。

 

  …とまぁこんな感じで、今回はスマホアプリゲーム『Fate/GrandOrder』のキャラクターのらくがき本を新刊として頒布しました。これまで感想文とか文章主体で活動していた私としては初のイラスト本での挑戦で、絵のクオリティとか推して知るべしな所があったのですが・・・・

 結果、予想よりも多くの方に手にとっていただきました。本当、感謝の念に耐えません。本づくりのいろはもよくわからん初心者の本でも、少額とは言えお金を出して手に入れていただけるというのは、もう、言葉に尽くせない程にありがたいです。

 色々と反省点が多く重いものになりましたが、今後の活動のクオリティで皆さんに喜んでいただけるよう努力する所存です。

今後の活動について

 本サークルの次回頒布作についてですが、

  • 映画の感想本
    今年、現時点で32本の映画を映画館で観ているので、その感想をまとめて本にしたら結構ボリュームのある楽しい本が出来るんじゃないかと画策しております。
  • マンガ
    いらすと本が出せたので次はマンガに挑戦したい…いやコレが本音の目標だったはず…頑張りたい…。

こんな感じなので、今後も興味ある方は是非ともよろしくお願いします。

追伸:どうでもいい話

 ここからは完全に余談でどうでもよく読み飛ばしてくれて構わないのですが、今回ウチのサークル名「ごきげん座敷牢」について「座敷牢なのにごきげんってなんだよ!」と、初めてツッコミを頂けて嬉しかったのでサークル名の由来について書いときます。

 サークル名を決める時、とりあえず「なんだそれ」って思ってもらえるような名前にしようと考えてました。
 なので、矛盾する日本語を並べて、それでも楽しい感じを残しつつ、でも若干頭おかしい感じにしたかったので「ご機嫌」「座敷牢」となったのでした。

 浮世から隔絶されつつも、でも楽しい、みたいな生き方がしたいと思う所存。

 本当どうでもいいなコレ。